交通事故・交通事件
交通事故の被害にあうことで必要になる支援は、時間的な経過とともに変わってきます。紀の国被害者支援センターは、被害にあわれた方が望む多岐にわたる支援に対応するため、関連機関・団体、専門家等と連携して支援に取り組んでいます。特別な研修を受け支援スキルを身に着けた支援員が、被害にあわれた方の支援をしています。
紀の国被害者支援センターができる支援
- 電話相談、面接相談
- 他の関連機関の紹介
- 病院や警察、裁判所などへの付き添い
- 自助グループ(被害者遺族の会)の紹介
ひとりじゃないですよ
あなたのそばに わたしたちがいます
不安やお悩みをお話しください
073-427-1000
捜査段階における被害者支援
被害者連絡制度<警察>
交通事故の捜査状況、加害者の刑事処分・行政処分などの情報提供を行う制度があります。
被害者等通知制度<検察庁・地方更生保護委員会・保護観察所>
事件の処分結果、裁判結果、加害者の処遇状況について通知する制度があります。
公判における被害者支援
被害者参加制度
危険運転致死傷罪や自動車運転過失致死傷罪等の被害者は「被害者参加人」として刑事裁判に参加することができます。
被害者国選弁護人制度
被害者参加人となった被害者等は、被告人質問等を弁護士に委託することができますが、基準以下の資力の場合、国が費用を負担する国選弁護士の選定を請求することもできます。
損害賠償命令制度
危険運転致死傷罪等故意の犯罪行為によって死傷させ刑事裁判が有罪の場合、直ちに損害賠償命令事件の審理が開始されます。
また、公判では次のようなことができます。
- ご遺族(家族)の優先傍聴席を確保できます。
- 第1回公判期日の後、「刑事記録」の閲覧、コピーができます。
- 被害に関する心情や意見を述べることができます。
- 加害者との間で示談した場合、民事訴訟を起こさなくても示談内容を刑事裁判の調書に記載してもらうことができます。
- 検察庁での冒頭陳述の要旨を記載した書面を受け取ることができます。
少年事件の場合
家庭裁判所での審理となります。
カウンセリング制度
被害による強いストレスから、恐怖感、不安感、不眠、頭痛、虚脱感、食欲不振などに悩まされる場合があります。精神的回復のため、臨床心理士による無料カウンセリングを受けることができます。
関連機関へのリンク集
和歌山県警察本部警察相談課
和歌山県交通事故相談所
和歌山弁護士会
自動車事故対策機構和歌山支所
日本損害保険協会 和歌山自動車保険相談センター
和歌山市民相談センター